より健康的な環境のために効率的な包装を作成する

2024年4月1日 | 読取り時間： 2分

包装の可能性

当然のことながら、製品の設計と開発には時間がかかります。まずは、集まってアイデアを共有し、スケッチするのです。ここで、重要な疑問があります。「このアイデアは実際に現場で機能するでしょうか？」試作品で答えが「はい」であることが証明されれば、生産が始まります。そしてもちろん、包装されます。

包装は、おそらく、製品の設計と開発の縁の下の力持ちです。しかし、特に持続可能性に関しては、創造性を発揮する機会が無数にあります。包装は、より大きな製品エコシステムの一部であり、製造方法や素材の選択などを再考するよう、私たちに迫ります。

ソルベンタムでは、紙と包装の効率的な使用に長年取り組んできました。3M 2016 Sustainability Report(PDF、11.5 MB)では、過去7年間で紙と包装の累積使用量を約9,000トン削減したと報告しています。

医療用ドレッシング材についてお話しましょう

3M™ Tegaderm™ Transparent Film チームは、より持続可能な包装ソリューションの開発を任務としており、この課題に取り組んでいるかどうかを問われたとき、その答えは明確でした。「はい」。もちろん、医療用ドレッシング材は、常に創傷の治癒を助け、治癒のための環境を整え、点滴を固定し、除去時の患者の痛みを最小限に抑えるものでなければなりません。しかし、考え抜かれた設計によって、ドレッシング材自体も無駄を最小限に抑えることができるのです。

革新的なプロセスにより、各滅菌ドレッシングに使用されるパウチを入れ子にすることで、必要な材料の量が30%削減されます。パウチのシール接着剤は天然ゴムラテックスを使用せずに製造され、箱の包装に使用されるカートンは100%リサイクル素材でできており、少なくとも35％は再生利用されています。

より持続可能な未来への新たな一票として、米国では3M™ テガダーム™ トランスペアレントドレッシングの箱から使用説明書（IFU）が取り除かれました。IFUの内容は中箱に印刷されており、オンラインでもご覧いただけます。